今回はそんな悩みを解決します。
フリーランスになるためには、まずフリーランスにはどんな職種があるか把握しないといけません。
その上でどういったスキルが必要なのかいっしょに確認していきましょう。
Contents
フリーランスの主要な職種
フリーランスになるためにはまずどんな職種があるのか知る必要があります。
フリーランスの職種には主に以下のようなものがあります。
フリーランスの職種
- ビジネス系:経営企画、新規事業開発、人事、経理・財務、法務、広報、マーケティング、営業
- IT・エンジニア系:Web/グラフィックデザイナー、エンジニア
- 文筆系:ライター、イラストレイター、編集者、翻訳通訳
- コンサルタント・カウンセラー系:コンサルタント、カウンセラー、講師、スポーツトレーナー
- 専門・士業系:弁護士、司法書士、行政書士、税理士、弁理士、公認会計士、社労士
- 接客・作業系:店舗接客サービス、現場作業(例:工場、建設現場)、事務作業
- その他
Web系フリーランス
フリーランスの職種には様々なものがあるのがわかったかと思います。
そんな中でも今回は特に働きやすく、初心者の人でも案件獲得が容易なクラウドソーシングの仕事が多いWeb系フリーランスについて、もう少し詳しく解説していきます。
エンジニア
エンジニアの主な仕事はWebサイトなどのユーザー側の見える部分を構築するフロントエンドエンジニア、ユーザーからは見えないサーバーなどの部分を構築するバックエンドエンジニアがあります。
これらを構築するのに用いられるのがプログラミング言語と言われるものです。
プログラミング言語にはJavaScriptやPHP、Ruby、Pythonなど数多くのものが存在します。
プログラミング言語にはそれぞれ様々な特徴があり、エンジニアによって得意な言語があり、また扱える言語によっても給与の幅も異なってきます。
ちなみにHTMLやCSSはマークアップ言語と呼ばれ、細かく言うと一般的にはプログラミング言語とは呼ばれていません。
Webデザイナー
Webデザイナーの仕事はWebサイトやバナー、名刺などの制作をする仕事になります。
Webサイトを作る場合はPhotoshopやIllustratorなどのデザインソフトを使いサイトのデザインを作成し、そのデザインを元にHTMLやCSSといったマークアップ言語を用いサイトを構築していきます。
HTMLとCSSだけでは動きがなく物足りない印象になるともあるため、JavaScriptといったプログラミング言語を用いて動きのあるサイトを作ることもあります。
Webデザイナーの仕事の領域は制作会社などによって異なります。
PhotoshopやIllustratorなどのツールを使ってデザインを作成するところまでをWebデザイナーの仕事としたり、HTMLとCSSのマークアップ言語を使ってコーディングを行う人のことをコーダーと読んだり、HTMLとCSSのマークアップ言語とJavaScriptやPHP、Rubyなどのプログラミング言語を用いてWebデザイナーとバックエンドエンジニアが構築したものを繋ぐ役割を担うのが、フロントエンドエンジニアと呼んだり、働く先によって呼び名も仕事の領域も少し変わってきます。
イラストレイター
イラストレイターはその名の通りイラストを描くお仕事なのですが、本や雑誌の挿絵、ゲームなどのキャラクター、広告関連のポスターやチラシなど様々な分野でのイラストの仕事があります。
イラストレーターとして働いていくには、スキルがもちろん必要ですが、依頼者のニーズに沿いつつ、自分ならではの絵を描くことが求められます。
専門的な分野で活躍するイラストレーターも少なくなく、工業製品のマニュアルに掲載される図柄などを描く「テクニカルイラストレーター」と呼ばれる人や、医療関係に特化した「メディカルイラストレーター」といった人などもいます。
Webライター
Webライターはいわゆるネット上の文章を作成するのが主なお仕事です。
本や雑誌などの紙媒体のものはなく、Web上の文章を書くため、WebライターにはSEOやSNS経由の集客を意識したライティング能力が必要になってきます。
最近ではフリーランスのWebライターも多くなってきております。
年収が高いフリーランスの職種
2019年に一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会が発表した「フリーランス白書2018」によると、年収が比較的高いのは「ビジネス系」「IT・エンジニア系」「専門・士業系」フリーランスで、取引先が主に法人であることが共通項として挙げられる。たとえば年収 800 万円以上のフリーランスの割合を見てみると、ビジネス系で 23.7%、IT・エンジニア系で 21.6%、コンサルタント・カウンセラー系で 17.0%、専門・士業系で 30.4%となっている。
といったレポートがあります。
このように「ビジネス系」「IT・エンジニア系」「専門・士業系」フリーランスは他の職種と比べて稼ぎやすい職種だといえます。
ここでいう「ビジネス系」とは経営企画、新規事業開発、人事、経理・財務、法務、広報、マーケティング、営業のことをいいます。
また、「IT・エンジニア系」とはWeb/グラフィックデザイナー、エンジニアのことをいい、「専門・士業系」は弁護士、司法書士、行政書士、税理士、弁理士、公認会計士、社労士のことをいいます。
フリーランスに必要なスキルとは?
ここまで、フリーランスにはどういった職種があるのかや稼げるフリーランスの職種について説明してきました。
フリーランスには様々な職種があり、「ビジネス系」「IT・エンジニア系」「専門・士業系」が比較的稼ぎやすいことがわかったと思います。
そんな中でも今回は働く場所や時間の自由度が高く、さらには稼ぎやすい、IT・エンジニア系フリーランスになるためのスキルを解説していきます。
IT・エンジニア系フリーランスに必要なスキル
IT・エンジニア系フリーランスとはWebデザイナーとエンジニアのことを指し、今回はその2つの職種に必要なスキルに絞って解説していきます。
Webデザイナーに必要なスキル
まずはWebデザイナーから解説していきます。
前述したようにWebデザイナーの仕事はWebサイトやバナー、名刺、ロゴなどの作成をするのが主なお仕事です。
WebデザイナーがWebサイトを作る時にはPhotoshopやIllustratorといったデザインを作成するソフトを用います
そして、そのデザインに沿ってHTMLやCSSといったマークアップ言語と呼ばれるものを使い、コーディングという作業を行なって、Webサイトを完成させていきます。
そのため、PhotoshopやIllustratorといったデザインソフトのスキル、HTMLやCSSでのコーディングのスキルはWebデザイナーにとって必須のスキルと言えます。
Webデザイナー必須スキル
- Photoshop:写真の切り抜きをしたり、合成したり、色調補正ができるソフト。
- Illustrator:イラストを書いたり、ロゴやアイコンを作る際によく使われます。
- HTML:HTMLはWebサイトの土台を作るプログラミング言語で、Webサイトの見た目を作る役割があります。Webサイトを作るのに欠かせないのがこのHTMLです。
- CSS:HTMLがWebサイトの土台を作るのに対して、CSSはその土台に飾り付けをしてくれます。
エンジニアに必要なスキル
エンジニアといっても大きくフロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの2つに分けることができます。
細かく分類するとネットワークエンジニアやデータベースエンジニア、セキュリティエンジニア、マークアップエンジニアなど、様々な種類に分けることができるのですが、今回はよく言われているこの2つに絞って解説していきます。
フロントエンドエンジニア に必須なスキル
フロントエンドエンジニアは主にWebサイトなどユーザー側から見える部分の構築に特化したエンジニアです。
フロントエンドエンジニアはITが進化していく中で生まれた、比較的新しい職種と言われています。
そんなフロントエンジニアが必要とする必須スキルはHTMLやCSS、JavaScriptの3つ言語スキルが必要とされています。
フロントエンドエンジニア必須スキル
- HTML:HTMLはWebサイトの土台を作るプログラミング言語で、Webサイトの見た目を作る役割があります。Webサイトを作るのに欠かせないのがこのHTMLです。
- CSS:HTMLがWebサイトの土台を作るのに対して、CSSはその土台に飾り付けをしてくれます。
- JavaScript:JavaScriptを使用することによって動的なWebサイトを制作することができます。

バックエンドエンジニアに必須なスキル
バックエンドエンジニアの仕事は、サーバー側といったユーザーには見えない部分を構築する作業が中心です。
サーバー側の開発というのは、例えば、ログインなど認証機能の開発であったり、ショップなどの決済機能の開発であったり、そういった作業のことを指します。
そんなバックエンドエンジニアが必要なスキルは以下のようなものが挙げられます。
バックエンドエンジニア必須スキル
- バックエンド言語での開発スキル
- フレームワーク・各種ツールの取り扱いスキル
- データベース管理のスキル
今回はフリー ランスになるために必要なスキルについて解説しました。
フリーランスとはいってもいろんな職種があり、それらに必要も異なってくるため自分に合った職種を探す手助けになれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。