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フリーランスになる前に準備しておきたいチェックリスト

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フリーランスになる前に準備しておきたいチェックリスト

困っている人
フリーランスになる前に準備しておかなければいけないことって何があるのかな?

今回はそんな悩みを解決します。

フリーランスに憧れてはいるけれど、準備することがいろいろありそうで気になる方も多いかと思います。

そんな方のために今回は、準備しておいた方がいい項目についてお話ししていきます。

会社員時代にやっておいた方がいいこと

フリーランスになる前に会社員のうちにやっておいた方がいいことがあります。

ここで紹介するものは申請をする際に社会的信用が関わってくるものになります。フリーランスの社会的信用は会社員と比べると劣ります。

そのためフリーランスになってからでは申請が通らないこともよくあります。

なので会社にいるうちに以下の申請を済ませておきましょう。

クレジットカードを複数枚作る

まずはクレジットカードの作成をしておくことが大切です。

クレジットカードをすでに複数枚持っている方は必要ありませんが、1枚もない方は必ず会社員のうちに作っておきましょう。

また、クレジットカードは1枚ではなく複数枚持っておくことをおすすめします。

最低でも3枚作って、3枚の合計利用上限額は100万円ほど確保しておくといいでしょう。

 

不動産の契約

会社員であれば当たり前のように家を借りたり、購入したりすることができましたが、フリーランスになると契約が難しくなることがあります。

不動産の契約もクレジットカードと同様に契約を済ませておくべきです。

全て自宅で仕事が行えるのであれば特別問題はありませんが、事務所が必要な場合は早めに手続きを済ませておきましょう。

 

ローンや借り入れ

必要な時にお金が借りられない場合、事業が成り立たないことがあります。

また、貯金額を上回る初期費用で事業をスタートする場合も、ローンや借り入れを会社員時代に済ませておきたいところです。

特に銀行からお金を借り入れる場合は、審査が厳しくなりますので注意しましょう。

 

 

手続き関連書類の準備

会社を退職後すぐに健康保険年金の手続きが必要です。

どちらも退職後14日以内に手続きが必要なので要注意です。

退職前にしっかり情報収集をして、何に切り替えるか事前に決めておきましょう。

健康保険や年金の切り替え

会社員でなくなると、それまで加入していた社会保険である、健康保険厚生年金保険から外れることになります。

そうすると、14日以内に国民健康保険と国民年金への加入が義務付けられているので、役所に行って手続きを済ませなければいけません。

 

開業届けの提出

フリーランスとして働く場合は開業届けは不要です。

税務署に開業届けを提出することによって「個人事業主」として働くことができます。

フリーランスと個人事業主の違いは、個人事業主の場合「屋号」を持つことができる点で、働き方に大きな違いはありません。

税務署での開業手続きをする際、「屋号」を記入する必要があるので、名刺に記載できるようなものを事前に考えておきましょう。

税務上は「フリーランス」と「個人事業主」は別のものとして取り扱われますが、働き方や業務内容に関しては同じと認識して大丈夫です!
KARUBI

 

青色申告承認申請の手続き

確定申告には「白色申告」と「青色申告」の2種類ありあります。

青色申告で確定申告をすると、メリットがいくつかあります。

白色申告は特に事前の手続きはいりませんが、青色申告の場合、事前に「開業届け」と「青色申告承認申請書」を税務署に提出する必要があります。

 

青色申告のメリット

✔️青色申告特別控除

「複式簿記」で帳簿をつけることにより、最大で65万円までの控除が受けらます。会計ソフトを利用すれば、お金のやり取りを入力しておくだけなので納税額を安くしたい方はやりましょう。

✔️純損失の繰越控除

純損失(赤字)が出た年から3年の間に利益が出た場合、利益から純損失(赤字)の分を差し引くことができます。

利益が出た年でも過去の純損失(赤字)の分と相殺して利益がゼロになる場合、その年の所得税をゼロにすることができます。

✔️青色事業専従者給与

青色申告なら家族への給料を「青色事業専従者」として届け出ることで、給料を経費にできます。

ただし、青色専従者に給料を払ったり、白色専従者控除を受けると、配偶者控除や扶養控除が受けられなくなるので注意が必要です。

✔️少額減価償却資産の特例

青色申告の場合、仕事で使う30万円未満の固定資産を一度に経費にすることができるため、節税効果があります。

確定申告の話は少し難しく感じる方も多いので、少しでも理解を深めたい方は簿記3級の勉強をするといいでしょう!
KARUBI

 

フリーランスとして働くために準備しておいた方がいいこと

フリーランスとして独立するためにやっておくべき申請や手続きは理解できたかと思います。

ただ、それだけでは不十分で、フリーランスとして働くためには準備しておいた方がいいことがいくつかあります。

これから、フリーランスになる前に準備しておきたいことをご紹介します。

名刺

名刺があることで取引先との信頼も得やすいため名刺は作っておいた方がいいでしょう。

仕事を受けるにもまずは人脈作りが大切です。どこで誰に出会うかわかりませんので、すぐに渡せるように名刺は持ち歩くようにしましょう。

ビジネスをするにあたって名刺は持っておいて損はありません。
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サイトやSNS

ネットを通じて仕事を受けることもありますので、ビジネスようにサイトやブログ、SNSを事前に持っておくことをおすすします。

そこで実績や成果物を示すことによって、クライアントが仕事を依頼するかどうかの判断をしやすくなります。

twitterやfacebookなどのSNSを積極的に利用したい場合は、IDの取得やプロフィールの設定など下準備を済ませておきましょう。

パソコンなど仕事に必要なもの

職種によって必要なものは変わってきますが、フリーランスになる前に必要なものは揃えておきましょう。

いつ仕事が舞い込んでくるかは分からないので、事前に準備しておいて、すぐに対応できるようにしましょう。

会計ソフト

青色申告用の会計ソフトを持ってけばと、特に簿記の知識がなくても自動で複式簿記の帳簿を付けてくれたり、簡単な操作で確定申告の際に必要な書類の作成ができます。フリーランスの人たちの中で、最近では「freee」が人気です。

各種書類のテンプレート

請求書、納品書などの各種書類テンプレートを作っておけば、いざ必要なときになっても慌てずに済みます。

フリーランスとして働くと、取引先に送る請求書が必要になってきます。

そういった場合でも事前に作っておけば、焦って作る手間が省けます。

テンプレートがあると使い回しができるから便利だよ!
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その他事務用品

その他にも必要そうな事務用品を揃えておきましょう。

  • 封筒
  • ホッチキスやノリなどの文房具
  • レシートをまとめておくファイル

 

副業で稼げるようになっておく

いきなり会社を辞めてフリーランスになるのはリスクが大きいので、事前に副業である程度稼げるようになっておきましょう。

生活費は最低限稼げるようになっておこう

会社を退職してフリーランスになったはいいものの仕事がないというケースも考えられます。

なので、フリーランスになる前に副業で生活費ぐらいは稼げるようになっておきましょう。

また、注意しなければいけないのが、「所得税」と「住民税」の支払いです。

生活費分稼げるから安心ではなく、税金の支払いも忘れてはいけませんので、所得税と住民税の支払いがあることを頭に置いておきましょう。

 

今回はフリーランスになる前に準備しておきたいことについて話してきました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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